こんにちは。月舘町布川地区の地域おこし支援員、小林です。
今回はタイトルにあるように、私と同じ状況で移住を考えている方に向けて書きたいと思います。
かなり心の奥底の部分なので、本当に必要な方に届きますように。
一番気になることかと思います。なぜ移住なのか?
端的に答えるのは難しいのですが『どうやって死ぬか?』と40歳を過ぎてから考えるようになったからです。
ちなみ、今年の誕生日が来ると45歳になります。
夫婦や家族で移住するのと違い、結婚を考えていない独り身が移住するというのは、
終の棲家を探すくらいの覚悟なのです。
慣れた場所や人、仕事や趣味等、あらゆる安定をすべて手放すのですから。
人生の後半をどうやって生きようか、自分との対話で出てきた言葉が
『もう少し命を燃やしたい』でした。
自分にしかできない事をやって、いかに人の役に立つか。
慣れた場所でぬくぬく生きるより、あと10年で死んでもいいくらい、刺激的に生きたい!
そうなると“どうやって死ぬか?”というのは”どうやって生きた後に死ぬか?“ということで、
自殺願望があるわけではないとご理解頂けたかと思います(笑)。
そして実家を出ることを前提に考えていましたが、いきなり東京を出て地方に住むという選択肢に至ったのは、偶然が重なったからです。
移住イベントで一番に案内されたのがたまたま伊達市のブースであり、地域おこし支援員の募集でたまたま興味がある仕事内容(農産物の6次化開発)に出会ったのです。
独り身が移住となれば、仕事があるのが第一条件です。
だからと言って、住めれば、仕事があればどこでもいいのではありません。
一人でいて挫けそうになった時に、芯がぶれない程の強い興味と関心と信念があれば、心の支えになると信じています。
困ったことがあれば周りの人が助けてくれるかと思いますが、自分の心を立て直すのは自分しかできませんから。
最後は食に興味がある私が楽しんでいる、現在の活動について触れておきますね。
地域の農家さんに食材を頂くこともしばしば。
いつもと違う食べ方はできないか、6次化開発に何か使えないかと、私の発想に関心を寄せて頂いているのだと思います。
まずは皆さんのいつもの食べ方を聞いて、それ以外の発想を膨らませては試作に取り掛かります。
人にはない、自分だけの発想を表現する。
大学まで音楽をやってきた身としては、音楽以外で表現の場があることに喜びを感じています。
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