福島県伊達市 "ほどよい田舎"に来てみませんか?

意外と寒い 伊達市 対策3つ

旅行会社で働きながら伊達市で子育てをしている佐藤ゆかりです。夫と4歳の息子と3人で中古の家をリフォームして暮らしています。

私が、伊達市に住む前に想像していたことと実際に住んでみて違ったことと、対策を3つにまとめました。

伊達市は、「思っていたよりも夏暑くて冬寒い。特に今年は雪が多い。」ということです。
福島県は、会津地方が豪雪地帯、日本海側にある浜通りは東北の中でも穏やかな気候、伊達市のある中通りはその中間と言われています。
しかし、実際住んでみると夏は猛暑を記録することも多く、昨年の真夏には35度を超える日も数回ありました。今シーズンは雪が降る回数も量も多かったです。

私の対策方法を3つに分けて紹介します。
1 住環境の対策
2 交通対策
3 厳しい自然の中にある楽しみ

1 住環境の対策

(1)二重窓の設置
現在中古住宅をリフォームして住んでいます。リフォームの際に断熱材を入れましたが、窓側の寒暖差が激しいため二重窓にしました。断熱や省エネルギーリフォームの補助金を利用したのでお得に施行してもらえました。近所のガラス屋さんや工務店に相談すると申請の方法なども教えてくれました。

(2)ガス乾燥機のレンタル
洗濯物を部屋干しすることも多かったためガス乾燥機を導入しました。購入するとハードルが高いですが、ガス会社に寄っては月払いでレンタルできます。約1時間で洗濯物がふんわり乾くため梅雨や冬に大活躍です。毛玉や収縮が気になる素材のものは部屋干しをしますが、家事の負担もぐっと減ります。部屋干し臭さがなくなりふんわりと仕上がるのでお気に入りです。

(3)お金や時間をかけずに気軽にできる対策
床とラグの間に断熱マット(銀マット)を引いて冷気を遮断すると、足元から来る寒さは軽減します。こたつを設置する家ではファンヒーターに繋げるこたつパイプを利用するよう家庭もあるようです。ホームセンターで数千円で購入できます。

2 交通対策

(1)雪道運転のための準備
伊達市に住む場合公共交通機関が少ないため、移動手段は自家用車がメインになります。雪道はスタッドレスタイヤに履き替えたり雪おろしの用具を備えて運転する等の対策をして運転します。

(2)電車やバスの利用
電車は積雪があっても時間通りに運行していることも多いため、通常ダイヤの時には電車を使うと便利です。伊達市内を運行する電車はJR東北本線と阿武隈急行線があります。
運行の間隔はおおよそ1時間に1本~2本の運行です。風が強いと遅れたり運休になることもあります。(※2022現在年3月福島県沖地震のため運休中)
会津地方は消雪道路や除雪車等の設備が整っていますが、中通りには消雪道路はほとんどありません。雪の日は凍結や圧雪のため大渋滞となり自動車での移動には時間がかかります。
そのため路線バスの移動も便利ですが、道路が渋滞している場合は時間がかかるというデメリットがあります。

(3)ビジネスホテルへ宿泊
子どもの送り迎えの負担が大きかったため園の近くのホテルへ宿泊しました。雪道への不安が減るだけでなく、ホテルは館内が暖かいので快適に過ごすことができます。特に大浴場があるホテルは芯から温まることができるため、快適に過ごすことができました。朝食のバイキングや雪景色の見える部屋の場合は旅気分も味わうことができます。
雪以外の要因(コロナで隔離された場合や災害など)でホテルに泊まることになった場合の子供の練習にもなります。学校や職場の近くにどんなホテルがあり、歩いてバスでどれくらいかかるかを把握しておくことにも役に立つと思います。

3 自然の厳しさをを楽しむ

「雪が降って大変だ」と思うと疲れるので、「雪が降って楽しいな」という思考に持っていくと乗り切れます。我が家はたくさん降った雪を利用して庭で「雪まつりごっこ」をしました。
雪かきするとダイエット効果がありそうと考えるとやる気が出ます。寒いとお家の中にこもりがちですが、雪かきで体を動かすと汗が出るくらい体が温まります。
スキーやスノーボードが趣味の方は、福島県にたくさんのスキー場があるのでより楽しめると思います。

私はこの冬、以上のような雪対策をしました。皆さんの参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

佐藤ゆかり
福島県須賀川市生まれ。
地方の生活や文化に興味があり、東京にあるデザインショップに勤務。東日本大震災を機に福島にJターン。福島県の観光復興のPR業務を経て現在は、育児をしながら伊達市の旅行会社に勤務。移住・農業・婚活ツアーを実施。伊達市の果物や自然に囲まれながら暮らす。
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