元地域おこし支援員 浜田です。お久しぶりの投稿になります。
「#幸せがじゅずつなぎになるまち 伊達」このフレーズはご存じですか?
これは現在伊達市の公式ブランドメッセージとして、伊達市をプロモーションする時のキーフレーズとして利用されているものです。
昨年複数候補のなかから市民の皆さまの投票で決定したメッセージですが、実はこのメッセージは私が参加したワークショップグループで考えたものです。まさかこのメッセージが市民の皆さまから選ばれるとは本当に光栄な事と思います。市の方でロゴも考えて頂いて伊達市の広報の時には頻繁にこのロゴが登場しています。
ブランドメッセージロゴマーク
伊達市には住んでいる人それぞれが思う地域の良さがあります。
ただ、東北人のシャイな気質なのか、その良さをなかなか外に発信出来ていないところがもったいないと感じていました。
自分たちがいいと思っている事、幸せだなと思っている事をどんどん相手に伝えその気持ちを共有していく。それがやがては人と人とのつながりのなかで、じゅずのようにその幸せの輪がつながり、いずれは地域全体が幸せのオーラに包まれた素敵な町になっていくのではという思いでこのブランドメッセージを考えました。やはり地域の方自身が自分たちの住むまちを好きになっていく事がまちづくりの原点ですよね。
この5月より、伊達市の広報誌(市制だより)でこのブランドメッセージを具現化した企画がスタートしました。題して「#幸せがじゅずつなぎになるリレートーク」。これは、伊達市に住んでいる人が今話したい人とリレー形式で対談し、実際につながりを作っていくというコーナーです。
その中で、先日私が尊敬する霊山町在住の大友靖子さんと対談をもつ機会を頂きました。
大友靖子さんは現在霊山町の中心であり掛田地区の自治会長を務めていらっしゃる方ですが、他にも、霊山太鼓保存会(遠征組)、霊山道先案内人会副会長、伊達の民話語り方言の会、合唱団など、さまざま地域活動に精力的に参加していらっしゃいます。
私も伊達市地域おこし支援員として地域で活動をしているとさまざまな局面で大友さんと関わる機会を頂き、大友さんからは多くのパワーと元気を頂きました。
対談の模様
おさげ髪がキュートな大友靖子さん
大友さんの素敵なところは、何よりも自分たちが住んでいる地域にとても愛着を持っていらっしゃる事。そしてその地域の良さを会う人たちにご自身で積極的に情報発信されている事です。まさに、「#幸せじゅずつなぎ」 を自ら体現されている方ですね。
私も大友さんから多くの伊達の魅力を教えて頂きました。その中で最も印象的だったのは、伊達の言葉についてです。地域の言葉(方言)は地域の文化や人々の考え方などが形となって表に出てきているものと大友さんはおっしゃっています。
伊達の言葉で「どうもない」「さすけねぇ」といった言葉が個人的には好きなのですが、確かにこうした言葉を通じて伊達に生きる皆さんの心根が温かく、感謝を大事する気持ちが伝わってきます。伊達の言葉の美しさはそこに住む人の心の美しさの鏡なのかもしれませんね。
今回の対談の模様は「だて市政だより」の今月号(6月号)に掲載されています。よかったらご覧ください。
・掲載部分のPDF:https://www.city.fukushima-date.lg.jp/uploaded/attachment/56432.pdf
・対談の動画 :(3) #幸せがじゅずつなぎになるトークリレー#2 浜田和彦×大友靖子 – YouTube
私自身ももっと地域のさまざまな方々とつながり、大友さんにならって自ら“幸せのじゅずつなぎ活動“ができたらなと思います。