福島県伊達市 "ほどよい田舎"に来てみませんか?

古民家サバイバル②

さて、この築70年以上の古民家で暮らすためには何から手をつけたらいいか・・・とりあえず膨大な荷物の整理からスタート。たいていの空き家は、住んでいる人の代わりに「荷物」が部屋を埋め尽くしています。そこも家主がときどき寝泊まりする居間以外は、荷物の山でした。捨てられるものは全部捨て、まとめられる本や家具などは押入れや屋根裏部屋(むかしのおカイコさまのお部屋)へ。いつ製造されたのか不明な自家製の酒(らしきもの)などもあり、カーペットはゴミ収集場まで運びました。ふう、やれやれ。

居住スペースであった8畳の居間には小さな掘りごたつがあり、以前は豆炭を入れて暖をとっていたのだとか。家全体が震災の影響で傾いているという話は前回しましたが、実はこの居間の「傾斜」がもっとも激しく、ビー玉が秒速3メートルくらいの速さで転がるほどでした(この「傾斜」には、最後まで慣れませんでした・・・)。

荷物整理の次は台所の床貼り。すでに数ヶ所の穴が認められ、そのまま足を踏み入れると奈落の底まで落ちてしまいそうな危険極まりない床に、ホームセンターで購入した2色(ブラウンとライトブラウン)の床材を上から交互に敷いて打ちつけていきました。冷蔵庫や食器棚を移動させたりしながら、なんとか全面敷き詰めました。それから天井も一部雨漏れしており、ところどころ市販の石膏ボードをビス止めしました。もちろん一人ではできません。家主さんと共同作業で行いました(ありがたい!)

上下水道はなく、井戸から電動ポンプで汲み上げて配水していました。ほとんど使っていない状態だったので、半日ほど出しっぱなしにすると濁った水がきれいになりました。トイレは水洗の洋式で、浄化槽がすでに取りつけられていたので問題なし。田舎では下水道が完備されておらず、各戸に専用の浄化槽を設置しなければなりません(これの維持費がバカにならないのですが、その話はまたいずれ・・・)。

ちなみに田舎暮らしで直面するもっとも切実な問題は、トイレです。昔はトイレや風呂は母屋とは離れた場所にあったのですが、たいていはリフォームして風呂は屋内に据えつけられています。しかしトイレは・・・①外にある ②中にあっても汲み取り式(和式) ③簡易水洗(和式・洋式) ④水洗洋式 と4パターンあり、この家は古いながら④でした! トイレは浄化槽設置の関係で、修繕費用が跳ね上がるのです。和式汲み取り式のままのトイレは、空き家にはけっこうあったりします。

トイレが大丈夫なら、何とかなる! 風呂のボイラーは家主さん負担で買い換えてくれたので問題なし(ありがとうございます!)。古民家暮らし、いざスタート!(続く)

山

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